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パニック発作につながるネガティブ感情を解消する!「感情消化法」とは?

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パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシ

パニック障害に特化したカウンセラー。これまで約2000人の方にパニック障害の完治、改善へのカウンセリングをおこない多くの人の支援をしている。カウンセリングの他に講座やセミナーも定期的に開催している。 >>詳しいプロフィールはこちらから

 

パニック障害の専門家、心理カウンセラーの三木ヒロシです。

 

人間と一部の動物には「感情」が備わっており、その感情はほぼリアルタイムで変わります。

今まで嬉しいと感じていたのにちょっと嫌なことがあると途端に落ち込んでしまったり、腹が立ってピリピリしていたのに辛さが溢れ悲しみに明け暮れるなど、どんどんと変わっていきます。

そのようなリアルタイムで変わる感情によって気分は目まぐるしく左右されてしまうんですね。

そして、パニック障害においてそのような感情こそが猛威を振るいツラく苦しくなる1番の要因です。

パニック障害に代表される感情は、

 

「不安」

「恐怖」

 

という2つですね。

様々か感情が働きますが、この2つの感情こそがパニック障害において最大の難点になるものです。

 

感情が持つ驚くべき特徴とは?

 

あらゆる感情には大きな特徴と、それが働きだすメカニズムがあります。まず感情が持つ特徴ですが、それは、

受け入れて認めると小さくなり、受け入れず認めないと大きくなる

というものです。

感情というのはとても敏感なものであり、その人の言葉や考えに左右されます。また、潜在意識という無意識の部分も絡んできます。

 

大丈夫は大丈夫ではない?

 

例えば不安を感じたとき、「大丈夫、大丈夫」という否定する言葉を発したり考えを持ってしまったり。

または「不安だなぁ、不安だなぁ」と不安を煽るような言葉を発したり考えを持っていると、その不安はますます大きくなる、というものです。

この辺りを説明しますと、本来は不安によって苦しく辛いはずなのに「大丈夫」という言葉を使うことで「大丈夫ではないのに大丈夫と思おうとして感情を無視する」という行為にあたります。

こうなると無意識の領域にある潜在意識では「大丈夫ではないのに大丈夫ってどういうこと??」と混乱してしまいます。

そしてその混乱が高まってくると「わからないから不安を強めていこう!」というような真逆な方向に進んでしまい、不安がますます大きくなるという原則が働くんですね。

逆に不安を感じたとき「ああ、私は不安を感じているなぁ。不安でもいいや。」というようにその状態をそっくりそのまま受け入れてしまう、認めてしまうことで不安は小さくなっていきます。

感情を思い切って認めてしまうと潜在意識は「あ、この感情はそのまま認めてしまってOKなんだな」と納得します。

その結果、不安は強くならず少しの間平行線のまま次第に小さくなっていくんですね。

感情が持つこの特徴は非常に重要なことですので、しっかりと把握しておくことが望ましいでしょう。

 

感情はどのように生まれるのか?そのメカニズムとは

 

ネガティブな感情にせよポジティブな感情にせよ、その感情が湧きあがるにはそれにともなうプロセスやメカニズムがあります。

プロセスやメカニズムを理解しておくことで自分の内面で起きていることが明確になり、対処法にもつなげやすくなりますので。

まず、感情というのは基本的に思考から入りその思考によってあらゆる感情が湧きあがるというプロセスがあります。

いきなりダイレクトに感情が湧きあがるのではなく、最初に頭でなにかを考えてそれを元に感情というのが生まれてくるんですね。

そしてそれは行動にも影響を与えていきます。

 

思考から感情、そして行動への流れ

 

思考から感情へ、そして行動へという一連の流れを定義すると、

 

思考+感情=行動

 

となります。

まず先に頭で考える思考が働き、そしてそれにともなう感情が湧きあがってプラスされ、最終的に行動に影響を及ぼすというものですね。例えばですが、

「なんだか嫌な感じがするな」(思考)⇒《思考に刺激され不安が湧きあがる(予期不安など)》(感情)⇒《無意識に行動を制限する》

というような流れができあがります。

いきなり不安が湧きあがったり予期不安が湧いてくるのではなく、気がつかないだけでまず最初に必ず思考が働いています。

 

感情消化法を実践するには

 

思考から入り湧きあがる不安や怖さ。理論的なものはわかっても、いざそれをうまく和らげたり解消させるにはどうしたら良いのでしょうか。

それにはひとつのメソッドである「感情消化法」を用いていくのが良いでしょう。

先ほどお話しましたが、感情というのは受け入れて認めると小さくなり、逆に受け入れず認めないと大きくなるという特徴があります。

これをうまく利用することで感情を小さくさせ、パニック発作につながらないという流れが出来上がります。

 

誰でもできる!感情消化法の取り組みかた

 

では実際に感情消化法についてレクチャーしていきましょう。

方法としてはとてもシンプルなのですが、いま感じている感情をしっかりと感じながらそれを肯定していくだけです。

慣れるまでは感情を認めていくのに抵抗があるかもしれませんが、しっかりと取り組み慣れていくことでネガティブな感情は解消されていきますので。

 

1、不安や怖さといった感情を身体のどの部分で感じているか?確認し、その部分に手を当てます。

2、その感情をしっかりと感じながら、

「私は不安を感じている。不安を感じていても良い」

「私は不安を感じている。不安を感じているのはOKだ」

「私は怖さを感じている。私は怖さを感じていても良い」

「私は怖い。怖くてもOKだ」

というように、上記のような言葉をゆっくりと何回かつぶやき不安や怖さという感情を落ち着かせていきます

3、感情をしっかりと認めていき、しっかりと落ち着いてくるまでくり返していきます。

 

上記のステップが感情消化法の一連の流れです。ポイントは感情をしっかりと感じながら言葉をつぶやくこと、そして感情を受け入れていくまでくり返しやってみることですね。

感情消化法に慣れるまでは「本当に大丈夫なのか?」「もっと感情が大きくなってしまうんじゃ・・・」というような心配を感じるかもしれません。

感情を認めることで小さくなることはあっても大きくなることはありません。もし大きくなったとしたら、どこかで否定しているか言葉の使いかたを間違えている可能性があります。

上記の方法、流れをまずは頭に入れくり返し実践していくのが良いでしょう。

 

まとめ

 

多くの人が感情を認めず受け入れないがためにツラく苦しい思いをしています。

ですが、感情をうまく解消させたり和らげていくにはまったく真逆のことをしていく、しっかりとその感情を認め受け入れていくことが必要です。

ネガティブな感情を暴走させてパニック発作につなげないためにも、感情消化法を身体に馴染ませ武器として利用していくことがベストですね。

 

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