パニック障害という病について パニック障害の基礎知識

パニック発作の症状とは?どのような種類があるかの基礎知識。

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パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシ

パニック障害に特化したカウンセラー。これまで約2000人の方にパニック障害の完治、改善へのカウンセリングをおこない多くの人の支援をしている。カウンセリングの他に講座やセミナーも定期的に開催している。 >>詳しいプロフィールはこちらから

 

パニック障害専門カウンセラーの三木ヒロシです。

 

突然襲われる不安や怖さ、そしてそれにともなう動悸や震え、冷や汗、火照り感、吐き気、胃の不快感などパニック発作症状の発症。

自分はいったいどうなってしまうのか?もしかしたらこれが元で死んでしまうのでは?という大きな不安が湧き上がり苦しい思いばかりが募ってしまう。

そのような突如起こってしまうパニック発作とは、いったいなにが原因で起きていったいどのようなものなのでしょうか?

ここでは改めてパニック発作症状とはいったい何なのか?解説を踏まえてお話しをしていきましょう。

 

パニック発作の症状について

 

パニック発作の症状には色々な種類があり、それは人によって表れるものが違います。

単独で起こる人もいれば複数の症状が併発して表れることもあり、一概には言えないものなんですね。

複数あるパニック発作にはいったいどのような種類があるのか?下記にまとめてみました。

 

・心臓のドキドキ感(動悸)

・身体や手足の震え

・口や喉の渇き

・呼吸がうまくできず苦しくなる(過呼吸)

・息が詰まり窒息しそうな感覚

・胸部の痛みや不快感

・吐き気や胃の不快感

・お腹の痛み

・死んでしまうのではないかという恐怖

・手足のシビレやうずき

・顔や身体の火照り、または寒気

・汗ばんだり汗が噴き出す

・めまいやふらつき

・気が遠くなる感覚

・自分が自分でないような感覚(現実感の喪失)

・正気を失ってしまうという恐怖

 

上記のような状態がパニック発作に当てはまると言われる症状です。身体的なものがほとんどですが、中には感情や感覚などもあります。

このパニック発作の症状はほとんどが突然始まり、数分後にはピークに達します。そして多くは10分から20分くらいで収まっていき次第に消えていきます。

稀に30分から1時間ほど症状が続く場合がありますが、それでも必ずその症状は落ち着いていき消えていってしまいます。

パニック発作が起きたのが初めて、もしくは慣れていない場合は突然のことに慌てふためき、急いで救急車を呼んだりしますが病院に着くころには収まっていることがほとんどなんですね。

では、上記に挙げたパニック発作の症状について一つずつ簡単にご説明をしていきましょう。

 

・心臓のドキドキ感(動悸)

 

これはいわゆる「動悸」と言われるものですね。心臓が急にドキドキし大きく脈打ち始めてしまい、このドキドキはいったいなんだ!?という感じに混乱し慌ててしまいます。

動悸で死ぬことは無いとわかっていても、心臓が破裂してしまうのではないか?心臓が壊れてしまうのでは?と心配になってしまう症状です。

 

・身体や手足の震え

 

いきなり身体全体や手足が震えだし、コントロールが効かなくなってしまう状態のことです。

身体や手足の震えに集中してしまえばしてしまうほど震えは強くなる傾向があり、いったいこの震えはなんだ?と心配になってしまいます。

 

・口や喉の渇き

 

こちらは他の症状が先に起こり、それに飲み込まれたとき不安などが強くなり口や喉が渇くということがほとんどです。

けっこうカラカラに渇いてしまうことが多く、ゆっくりと口に水を含み飲み下せば落ち着いていきます。

 

・呼吸がうまくできず苦しくなる(過呼吸)

 

過呼吸発作はパニック発作の症状のなかでも比較的多くの人が体験するものです。

急に呼吸が苦しく荒くなり息を吸おう吸おうと思ってもうまくいかず、それが原因で焦りが高くなり呼吸のコントロールができなくなってしまうものです。

焦りが強くなると呼吸の仕方そのものが頭から飛んでしまい混乱してしまうこともあります。

過呼吸発作の基本は息を吐き出すことですので、まずは息を吐き出すことだけに専念するとあとは自動的に呼吸ができるようになります。

過呼吸発作については別記事過呼吸発作を一瞬で落ち着かせる呼吸のコツとは?を合わせてご覧ください。

 

・息が詰まり窒息しそうな感覚

 

こちらは上記の過呼吸発作に似ているのですが、こちらは呼吸そのものがうまくできず息が詰まってしまったような感覚に陥ってしまうものです。

窒息しそうになっているのはあくまで体感覚ですので、実際に窒息してしまうことはありません。

ここでも大切なことはまずは息をしっかりと吐き出すこと、息を吐き出すことにだけ集中することです。後は自動的に呼吸ができるようになっていきます。

 

・胸部の痛みや不快感

 

こちらの症状はいきなり「ズキン!」と胸部に痛みが走ったり「ジグジグ」とした鈍い痛みが数分置きや数秒置きにくり返されるというものです。

痛みの原因はわかっていませんが、呼吸がうまくできないときに表れやすいようでその辺りとなにか関連あるのかもしれません。

 

・吐き気や胃の不快感

 

過度の不安から吐き気がのぼってきたり胃がなんともいえない不快感に包まれることがあります。

これは過度に不安や心配、緊張をともなったときに起こりやすく実際に吐くまではいかないのですが、それに近い状態に悩まされてしまいます。

 

・お腹の痛み

 

パニック発作の症状でお腹の痛みを訴える人はかなり多く、比較的ポピュラーな症状と言えます。

これの大元はほとんどが緊張が原因であり、過敏性腸症候群が表出している可能性があります。

 

・死んでしまうのではないかという恐怖

 

過呼吸や強い動悸、身体や手足の震えが出てきたとき自分の身体をコントロールできる状態ではないため、「このまま死んでしまうのでは!?」と強い恐怖にさらされる事があります。

そのように精神的な死に対する恐怖が湧きあがり、死を意識し過ぎて日常を快適に過ごせないことは多々あります。

 

・手足のシビレやうずき

 

なんとなーくピリピリするような感じがしたり、強くビリビリとシビレる。またはうずうずとうずくような感じがする、というのもパニック発作の症状としてあります。

 

・顔や身体の火照り、または寒気

 

段々と顔がポーっと火照りぼーっとなるような感じがする、または逆に段々と寒気がしだし震えをともなう。

このような火照りや寒気というのは急な自律神経の乱れから発生している可能性が高いです。

 

・汗ばんだり汗が噴き出す

 

じっとりベターっと汗ばんできたり、なぜか身体が熱くなり身体中から汗が噴き出す。

これも急な自律神経の乱れから生じている可能性が高く、場合によってはダラダラと汗が流れるようなこともあります。

 

・めまいやふらつき

 

めまいやふらつきが表れる人は多いもので、なにか違う病気なのではないか?など違う心配が頭をかすめることもしばしばあります。

パニック発作症状によって三半規管に負担がかかっている可能性があります。

 

・気が遠くなる感覚

 

スーっと意識が遠のいてしまうような、正常の意識から遠く離れていってしまうような、人によってはとても苦手と感じる嫌な感覚です。

 

・自分が自分でないような感覚(現実感の喪失)

 

上の気が遠くなる感覚と多少似ていますが、こちらは自分が自分でないような、身体のコントロールがきかないような感覚に陥り現実感が薄れてしまうような状態です。

この症状が表れる人も意外と多いものです。

 

パニック発作の症状はなぜ表れるのか?

 

ツラくて苦しいパニック発作の症状。この症状は単独で表れることは稀であり、多くはいくつかの症状と併発して起こります。

症状の組み合わせなどは個人差がありますので一概には言えませんが、だいたいはその人なりの症状パターンがあるようです。

例えばですが過呼吸と発汗が一緒になって表れたり、めまいとお腹の痛み、その後に胸部の痛みをともなうといった感じですね。

では、なぜこのようなパニック発作の症状というのは表れるのでしょうか?

ひとつは強い不安や怖さといった感情を感じることで自律神経が乱れてしまうスイッチが入り、その乱れからいろいろな症状が表れるという説があります。

パニック発作は自律神経とのつながりが深く、パニック発作が表れる頻度などは自律神経の乱れがキーとなっているのかもしれません。

また、これは私三木の個人的な観点からの見解ですが、パニック発作そのものは大きなストレスを抱えていたりとても無理をしていたり自分を縛りつけているような状態において、苦しいと自分で発する代わりにアラームとして表れているのではないか、と感じています。

パニック障害、パニック発作に苦しんでいる人の多くは自分で気がつかないようなストレスにされされていたり、自分では気がついてはいるがそこから抜け出せないような状態にいることが多くあります。

そのあたりもひとつのキーになっていると感じています。

 

パニック発作自体は必ず落ち着いていくもの

 

先ほども述べましたが、パニック発作の症状自体は時間とともに必ず落ち着いていきます。

大体は10分から20分ほど症状が続き、その後はどんどんと鎮静化していきなにごともなかったように楽になっていきます。

ただし、稀に1時間ほど長く症状が続いてしまうことがありますが、それでも永遠に続くことは絶対になく、どこかのタイミングで落ち着いていきますので。

ですがパニック発作に集中しすぎてしまったり「大丈夫!」という言葉で抑えようとすると無理が生じ、収まるのに時間がかかってしまうことがあります。

そうならないために普段からパニック発作の対処法を意識しておき、いつでも実践できるようにしておくのがベストですね。

詳しいパニック発作対処法に関しては下記の記事も一緒にご覧ください。↓↓↓↓↓

いますぐできる!パニック発作の対処法3選。

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まとめ

 

パニック発作の症状については本当にいろいろあります。

あくまでどれが出やすいのか?というのは個人差が大きいので一概には言えませんが、パニック発作自体は必ず落ち着いていくものですので。

あまり恐れすぎず、不安になり過ぎず、パニック発作の対処法をしっかりと把握し身につけておくことで発作自体をコントロールすることができ、結果起こりにくくなりますので。

いったい自分はどのパニック発作の症状に該当しているのか?把握してこれからの対処を考えていきましょう。

 

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