パニック障害を改善させるために 乗り物恐怖改善のために

パニック障害で飛行機に乗れないのを完全克服する3つのポイント。

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パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシ

パニック障害に特化したカウンセラー。これまで約2000人の方にパニック障害の完治、改善へのカウンセリングをおこない多くの人の支援をしている。カウンセリングの他に講座やセミナーも定期的に開催している。 >>詳しいプロフィールはこちらから

 

パニック障害専門カウンセラーの三木ヒロシです。

 

パニック障害が発症してからいままで問題なくできていたことが急にできなくなってしまうことがあります。

パニック障害というのはこれまで出来ていたことを出来なくさせてしまう力があり、それによって段々と出来ることが少なくなってしまいます。

例えば電車に乗れなくなってしまった、デパートに入れず買い物出来なくなってしまった、車に乗れなくなってしまった、外出そのものが出来なくなってしまったなど、挙げるとキリがありません。

電車はとても身近な乗り物ですので、乗れないことでちょっとした遠出が出来なかったり仕事に行けないなどの弊害が起こります。

とくに仕事に行けないのは収入に大きく影響しますので、適切に対応しながら早めに克服をしていきたいものですね。

電車恐怖を克服するには下記の記事もあわせてご覧ください。

電車恐怖を改善するためおこなうべき3つのステップとは?

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それほどまでにパニック障害というのは行動を制限させ、気力を奪い去る病なんですね。

そのなかでも乗り物が苦手になる、乗れなくなってしまうことを「乗り物恐怖」と言いますが、乗り物恐怖のなかでも飛行機が苦手、もしくは乗れなくなってしまい大変な思いをしている人は多いものです。

飛行機は一般人であればそうそう乗ることはありませんが、乗れないと帰省できない、旅行に行けない、親や親戚などに不幸があったとき駆けつけられないなど、様々な弊害を及ぼします。

今回は飛行機に乗れない状況からいかにそれを克服させ乗れるようになるか?についてお話をしていきましょう。

 

乗り物恐怖の原因は閉塞感と圧迫感

 

乗り物恐怖を感じている人にほぼ共通しているのは「閉塞感」と「圧迫感」です。

パニック発作が飛行機内で起きてしまったらどうしよう・・・という予期不安もありますが、多くは飛行機内独特の密封された感覚、乗ったが最後降りることができないといった感覚ではないでしょうか。

密封された感覚はそのまま閉塞感とつながっていますし、降りることができないというプレッシャーに似た感覚は圧迫感につながっています。

乗り物恐怖全般に言えることですが、感じている閉塞感と圧迫感をいかに切り崩していくか?いかにそれに囚われずに身体を楽にしていくか?ということが大切です。

もちろん飛行機も例外ではなく閉塞感や圧迫感を切り崩し、いかに自分にプレッシャーを与えないようにしていくかが大切なポイントになります。

 

閉塞感と圧迫感を切り崩していくには?

 

乗り物恐怖の根本的な原因となる閉塞感と圧迫感ですが、この2つの感情はどのように解消させる、切り崩していけば良いのでしょうか?

この2つの感情に共通しているのは狭い所に押し込められてしまっているような、圧力的な感覚で身動きができないような感覚です。

ギューっと閉じ込められてしまっているので、大事なことはそれを大きく弾き飛ばすような怒りのエネルギーを利用することなんですね。

乗り物恐怖に陥ってしまう背景には抑圧された怒り、もしくはそれに似た感情があることが多くなにかしらの理由によって閉じ込めている場合がほとんどです。

その閉じ込められている怒りや似た感情を適切に解放させ、抑圧を解き放っていくことで閉塞感と圧迫感は切り崩すことができます。

日本人はとくにそうなのですが怒りという感情に対してネガティブな感覚を持ちやすく、うまく感じることができない場合があります。

この怒りのエネルギーを利用するというのは、あくまで自分のなかにある怒りに気づき、それを誰かに対して攻撃するのではなく外に吐き出していくというものです。

比較的簡単にできる外に吐き出していく方法として、

 

・新聞紙や雑誌を丸め柔らかいクッションやマクラなどを叩く

・新聞紙や薄めの雑誌をビリビリに破き捨てる

・布団や毛布などを頭からかぶり大きな声で叫ぶ

 

というものがあります。この3つは家のなかであれば出来る簡単な方法ですのでおススメです。

では、上に述べた怒りを吐き出す方法をひとつずつご説明していきましょう。

 

・新聞紙や雑誌を丸め柔らかいクッションやマクラなどを叩く

 

これはその通り、新聞紙や雑誌などをバットのように丸め、柔らかいクッションやマクラ、毛布などに対して上から下に思い切り叩くというものです。

コツとしては、叩くときに息を吐き出しながらおこないます。息を思いきり吸い大きく吐き出しながら力強く叩く、という感じですね。

一度だけ叩くのではなく、スッキリしてくるまで何回も何回も叩きます。そしてある程度落ち着いてきたところで終わります。

怒りを感じながら遠慮せずに何回も叩くのがポイントですが、なかには怒りを感じていないから叩けないという人もいるかもしれませんね。

そのようなときは無理に怒りを感じようとせず、ただ思いきり息を吐き出しながら叩いていくだけで大丈夫です。叩きながらスッキリした感覚がとても大切です。

 

・新聞紙や薄めの雑誌をビリビリに破き捨てる

 

こちらもその通り、新聞紙や薄めの雑誌などを用意してそれを思い切り破り捨てる方法です。

この方法は上から下に向けて破きながらしっかりと呼吸をするのがポイントです。

人間は夢中になると知らず知らず呼吸を止めてしまったり浅くなったりします。呼吸が止まる、浅いというのはパニック障害にとって良いことではありませんので、しっかりした呼吸を意識しながら上から下に向けて破いていきます。

この方法も破くことで得られるスッキリ感が大切ですので、遠慮なく思いきり破り捨てるようにしましょう。

 

・布団や毛布などを頭からかぶり大きな声で叫ぶ

 

布団や毛布などを頭からすっぽりとかぶってしまい、そのままの状態で大きな声で叫んでしまうという方法です。

感じていること、思っていること、腹の中に溜めてきたことなどを思いきり叫ぶことで胸のなかがスッキリし、閉塞感や圧迫感から解放されます。

カラオケも似たような効果がありますが、こちらの方法に比べると効果が薄くなります。思いきり叫ぶことで身体もこころも軽くなります。

 

安心して飛行機に乗るために必要な3つのポイント

 

先ほどの3つの方法で閉塞感と圧迫感を楽にしていくことで飛行機に乗るまでの最初のステップが完了します。

もちろん無理に怒りやそれに似た感情を吐き出す必要はありません。閉塞感と圧迫感を感じながらでも乗り物、飛行機に乗ることは可能ですので。

先ほどの3つの方法は比較的スムーズに飛行機に乗れるよう、いわばひとつのエクサササイズです。怒りに似た感情などを吐き出すのにピンとこない場合はおこなわなくても大丈夫です。

では、ここから実際の飛行機に乗るために必要なポイントについてお話していきましょう。

必要なポイントは全部で3つあり、それは、

 

1、しっかりとした呼吸を意識する

2、自分の内側に目を向けず外側の世界に目を向ける

3、その場に早く身体を慣れさせていく

 

となっています。ではこちらもひとつずつ順を追ってご説明をしていきましょう。

 

1、しっかりとした呼吸を意識する

 

呼吸はすべてにおいての基礎となる動作であり、気分を落ち着かせる、不安状態から回復させる、自律神経や免疫力を高めるなどの効果があります。

飛行機に乗る時などは不安や心配を感じてしまうことがあるので、まずはしっかりと呼吸を意識し吸えている、吐いているというのを確認していきましょう。

 

2、自分の内側に目を向けず外側の世界に目を向ける

 

飛行機に乗ろうとするとき、緊張のあまり内面に目を向けてしまい閉じこもってしまいがちです。

内面に閉じこもってしまうと思考が凝り固まってしまい、不安が抜けづらくなってしまうんですね。

そうならないためにも自分の内面ではなく外側の世界、機内の状況はどうなっているのか?雰囲気は?どのような人がいてどのような表情、仕草、態度、動きをしているのか?観察してみるのが良いでしょう。

外側に意識を向けて観察をするといろいろなものが見えてきます。ひとつのポイントは見えてきたものに意味を見出すこと。機内にはなにがあり、それはいったい何に必要なのか?なぜあの人はあのような表情をしているのか?など、観察をしながら空想を広げていきます。

空想を広げていくことでそちらに集中でき意識が向き、不安や心配に歯止めをかけることができますので。

 

3、その場に早く身体を慣れさせていく

 

身体をいち早くその場に慣れさせることは非常に大切です。身体がその環境に慣れていけばその分比例して不安や心配も減っていきます。

いち早く身体を環境に慣れさせていくコツは、1と2でお話したように呼吸を意識する、自分の内面ではなく外面に目を向けていくことです。早く慣れさせていくことができればそれだけしんどさも減り、楽しむ余裕もできてきますので。

 

まとめ

 

最初のほうでもお伝えしましたが、閉塞感と圧迫感をいかに解消させていくか?そこからいかに脱却していくか?ということが大切です。基本的に飛行機も電車も車も乗るという行為については同じですので、本来は飛行機だからと緊張する必要はありません。

自由に飛行機で好きなところに行けるよう、ぜひ活用してみてくださいね。

 

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