パニック障害という病について パニック障害を改善させるために

パニック障害の改善を妨げる!?「白黒思考」5つの正体とは?

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パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシ

パニック障害に特化したカウンセラー。これまで約2000人の方にパニック障害の完治、改善へのカウンセリングをおこない多くの人の支援をしている。カウンセリングの他に講座やセミナーも定期的に開催している。 >>詳しいプロフィールはこちらから

 

パニック障害専門カウンセラーの三木ヒロシです。

 

あなたは「白黒思考」という言葉を聞いたことがありますか?

この「白黒思考」というのは、色々なものごとを白か?黒か?でハッキリさせないと落ち着かずイライラしたり気分を害してしまう思考のことです。

パニック障害とこの「白黒思考」というのはかなり密接な関係があり、パニック障害の多くの方はこの「白黒思考」をあわせ持ち、自分を追い込んでしまうことが多々あります。

白黒思考の人が陥りやすい例としては、

 

・完全、完璧にものごとをこなそうとし手を抜けない

・なにをするにも100点満点を目指し99点は0点と同じと考えてしまう

・ひとつでも失敗するとこれまでのすべては失敗だと思い込む

・ひとつのことにこだわりそれが終わらないと前に進めない

・何かに対し秀でている人がいると自分と比べてしまい自分を否定する

・自分の思い通りに進まないとイライラが強くなる

・不安や怖さを膨らませどんどんと心配を強めてしまう

 

などなど、なにかに対してのこだわりが強くそれにより自分で自分を追い込んでしまうことが多いんですね。

パニック障害を適切に改善してくためには考えかたや行動の仕方など、ある程度の柔軟性が必要になります。この「白黒思考」によってパニック障害改善にどのような影響をおよぼすのでしょうか?

 

「白黒思考」はパニック障害改善への足かせになってしまう。

 

「白黒思考」の傾向が強ければ強いほど、それはパニック障害改善への足かせになってしまい改善が進まないという状態に陥る可能性があります。

例えばですが、これがクリアできないと次にすすめないと考えてしまったり、順調にすすんでいたけどひとつ出来ないことがあるともうすすむことは出来ないと感じる、など。

そのようなことが積み重なっていくとパニック障害を改善させていく気力は衰えてしまい、「私には改善は無理なのだ」と早急な答えを出してしまうことが考えられます。

パニック障害は良い方向、良くない方向に振れながら振り子のように改善していくことがほとんどですので、いかに柔軟な考えをもつか?ということが重要です。

 

「白黒思考」の原因となる5つの黒幕とは?

 

「白黒思考」に陥るのには確実な理由があります。

「性格だから」と割り切った考えをもってしまうと「白黒思考」のワナから抜け出すことができず、パニック障害にハマり続けてしまうことになってしまうんですね。

この「白黒思考」はたしかに性格のひとつに分類されますが、それを変化させ白黒思考から抜け出すことは可能です。

その多くは幼少期に形成されているのですが、そのほとんどは両親や親的立場の人間から言語的、非言語的を含むコミュニケーションから渡されたものです。

渡されたものを専門用語で“ドライバー(駆り立てるもの)”というのですが、これは良くも悪くも自分を借り立たせる命令です。

いったいどのような命令を無意識で自分に下し苦しくなってしまうのか?その黒幕となる5つのものを見ていきましょう。

 

■完全でいなさい(失敗してはいけません)

 

このドライバーは親や親的立場の人が失敗を許さなかったり失敗自体を極度に恐れているとき、それを子どもに伝え完全にやらせようと仕向けるものです。

このドライバーを子どもに与える親や親的立場の人は失敗はいけないこと、悪いことだという考えから自分の子どもに失敗させてはいけない!と強く感じた結果、与えてしまうものです。

人間であれば必ず失敗をしますし、失敗は悪いことではなくなにかが間違えていたのでそれがうまくいかなかったという結果に過ぎません。

「私は完全でなくても良いし、失敗をしても良い」という新たな考えを自分にインストールしていくことが大切です。

 

■一生懸命努力しなさい(どんな時でも努力せよ)

 

このドライバーは親や親的立場の人がなにごとも一生懸命努力することを美学、重要なことだと認識しており、どのような状態にあろうとも努力することを怠るなと子どもに仕向けるものです。

たしかに一生懸命努力することは大切なことであり、ものごとを成し遂げていく、成し得ていくためには大切なことでしょう。

ですが、それが度を超してしまうとこころや身体の負担は大きくなり最終的には努力できない自分は生きている価値が無い、というような思考に陥りがちです。

努力をしてもしなくても、あなたの存在価値に影響はありません。「私は努力をしなくても良いし、手を抜いてすすんでも良い」と新たな考えをインストールしていくことが大切です。

 

■強くありなさい(弱音を吐いてはいけません)

 

このドライバーはこころも身体も強くあること、弱音を吐かないことが重要だということを親や親的立場の人が感じており、常に強くあり弱音を吐かないよう子どもに仕向けるものです。

時ととして強くあること、弱音を吐かないことは大切です。しかし、人間は本来が強くはなく苦しくてツラいことに多く直面すると自分を保っていることができません。

いつでもなんでも努力しなければならない!と自分を突き動かし、結果的に疲労困憊で動けなくなってしまうタイプでもあります。

「私は強くなくても良いし、弱音を吐いても良い」という許可を自分にインストールしていくことが大切です。

 

■他人を喜ばせなさい(親切にしなさい)

 

このドライバーは誰にでも親切に優しくすること、他人が喜ぶことを率先してこなすことに重きをおいた親や親的立場の人から受け取るものです。

誰にでも親切で優しくある、というのは素晴らしいことであり理想とするべきことだと思います。

しかし、それもやはり度を超してしまうと自分よりも他者を優先してしまう習慣がついたり、自分を押し殺してまでも他者のために何かを成し得ようと考えるようになってしまいます。

「自分を優先的に考え、他者を喜ばせなくても良い」というような許可を自分にしっかりと与えていく、インストールしていくことが大切です。

 

■急ぎなさい(何事も早くしなさい)

 

このドライバーはどのようなことにでもテキパキとこなす、忙しなく急いでおこなうことが大切だと感じている親や親的立場の人から受け取るものです。

どのようなことにもスピードがあるのは理想とするところですが、あまりに忙しないとミスや事故も増え逆にものごとの的確さを欠いてしまう恐れがあります。

「私は急がなくても良いし、的確にものごとをすすめることを優先する」というような許可を自分に打ち出していく、インストールしていくことが大切です。

 

まとめ

 

今回お話した5つのドライバーは人間であれば多かれ少なかれもっているものです。

それが人によって強く出てしまい、パニック障害の改善に悪影響を与えているかどうか?という違いになります。

ドライバー自体は駆り立てるものというように、場合によってはモチベーションになったりやる気の充実につながります。

強く出すことはなく、適切な許可を自分に出していき逆に緩めていくことでパニック障害は改善していきますので。

 

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