パニック障害という病について マインドセット

「パニック障害が治ったら良いな」という希望的な考えでは治らない6つの理由。

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パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシ

パニック障害に特化したカウンセラー。これまで約2000人の方にパニック障害の完治、改善へのカウンセリングをおこない多くの人の支援をしている。カウンセリングの他に講座やセミナーも定期的に開催している。 >>詳しいプロフィールはこちらから

 

パニック障害専門カウンセラーの三木ヒロシです。

 

「パニック障害を治したい!」という希望を持ち、日ごろからパニック障害の完治、改善に向けて歩んでいる人は多いでしょう。

その結果、希望していた完治や改善を成し遂げたり順調に改善への路線に乗っている人はいます。

ですがその一方、なかなか改善がすすまなかったり行動が出来ない人がいるというのも事実です。

「パニック障害を治したい!」という気持ちがあるにも関わらず、なぜそのような差が出てしまうのでしょうか?

考えや気持ちは同じはずなのに、このような差が出てしまうのはある意味不思議であり当の本人も困惑してしまうことがあると思います。

いったいなぜそのような差が生まれてしまうのか?そのような差を無くして的確な完治、改善に向けてすすんでいくにはどうすれば良いのか?今回はそのあたりに焦点を絞り考えていきましょう。

 

パニック障害が治る人と治らない人の違いは何か?

 

同じような考えや気持ちを持ちすすめているにも関わらず、なぜパニック障害が治る人と治らない人がいるのでしょうか?

これはとても不思議なことであり、どのような原因があるのか?理解しておきたいと思う人は多いのではと思います。

私三木のこれまでのカウンセリング経験のなかでも、なかなか改善がすすまなかったり希望している状態になっていかないということは確かにありました。

パニック障害が治っていく人と治っていかない人、その違いを考えたときカウンセラーとしての視点から見てみると、

 

・そもそもの完治や改善への姿勢が間違えてしまっている

・パニック障害の完治や改善に前向きでなかったり本気ではない

・パニック障害でいることになにかしらのメリットがある

・単純に行動していない、気持ちと行動が一致していない

 

というあたりが考えられるかな、と思います。

パニック障害を治したい、治りたい、という気持ちがあるにも関わらず、こころの奥底ではまったく違うことを考えそちらを優先している可能性もあるんですね。

こういったまったく違う考えなどは基本的に無意識で働いているものです。表面上は「治したい!」という希望があるのですが、その裏側では違う感覚に囚われているという現象ですね。無意識のこころのブレーキとも呼べるものです。

これからパニック障害を的確に治していくためには、このこころのブレーキをいかに解除するか?を知る必要があり、完治や改善にすすまない理由や原因を理解しておく必要があります。

さらに細かく、理由や原因について見ていきましょう。

 

パニック障害が治らない6つの理由とそこから脱却していく手順

 

パニック障害が治らない、改善が遠いというのにはそれに応じた理由があります。

それはこころの奥底で働く非常に重要な問題であり、完治や改善のために行動しすすめていても実らない可能性があるものです。

ではいったい、こころの奥底で働く完治や改善が実らない重要な問題とはどのようなものなのでしょうか。考えられる理由、原因としては6つあります。

 

1、パニック障害は医師や専門家が治してくれるものという思い込み

2、パニック障害でいることに無意識でメリットを感じている

3、自己流で完治や改善の行動をすすめている

4、治したいではなく誰かに言われたから治さなければという考え

5、反発して専門家などの意見を聞かない

6、いつか自然に治るだろうという能動的でない考え

 

上記6つが大きな理由、原因になっていることが多いのでは、と思います。では一つずつ、6つの考えられる理由、原因についてご説明を通し見ていきましょう

 

1、パニック障害は医師や専門家が治してくれるものという思い込み

 

パニック障害の完治、改善のために医師や専門家の声を聞き取り入れ、その通りにすすんでいくことは大切なことです。

基本医師は向精神薬の処方ありきで改善をうながそうとするので注意が必要ですが、知識はありますのである程度のアドバイスにはなるでしょう。

私三木のようなパニック障害の専門家は薬は処方しませんが、パニック障害の完治、改善をうながす心理療法を用いクライアントさんに接していきます。

医師や専門家はそのようにクライアントさんに対して能動的に完治、改善へのステップを踏んでいただくためにアプローチをしていくことがセオリーなんですね。

あくまで医師であれば向精神薬、カウンセラーなどの専門家であれば心理療法で完治、改善へのお手伝いをしますが、それは治すということではなく自助努力の支援です。

治るか治らないかはクライアントさんが積み重ねる努力やガンバリ、心持ちなどによって大きく左右されます。

クライアントさんのなかには医師やカウンセラーに治してもらおう、ただ薬を飲んだり話を聞いてもらえれば治っていくだろうと一種の勘違いをしている人もいます。

医師や専門家がパニック障害を治してくれるだろうという期待は思い込みであり、それは現実的ではないんですね。

先ほどもお話しましたが、医師やカウンセラーはあくまで自助努力の支援業です。パニック障害が起きている原因や理由に気づいていただき、その原因や理由を手放していくためのお手伝いをする専門家なんですね。

「治してくれるだろう」という思い込みは極めて危険な要素もありますので、あくまで自分自身で治していくことに気がつくこと、覚悟が必要になります。

 

2、パニック障害でいることに無意識でメリットを感じている

 

パニック障害はツラく苦しいものであり、こんな思いはもう嫌なので早く治してしまいたい!と感じるのが普通でしょう。

ですが、実はなかにはパニック障害でいることにメリットを感じ、無意識でそのままの状態でい続けようとすることがあります。

表面上は一刻も早く治したい!という気持ちがあるのですが、治して自由になることよりもパニック障害でい続け不自由のまま生きていこうと無意識で決めていることがあるんですね。

苦しい思いをしてまでもそのままでい続けようとするのには、どのようなメリットがあるのでしょうか。例えばですが、

 

・パニック障害でいることで周りからとても優しくされたり気を遣ってくれる

・社会と接点を持ちたくなく親からの支援で引きこもっていたい

・パニック障害でいれば嫌なことや面倒なこと、ツラいことをしなくて済む

・困ったときには「パニック障害になったのは〇〇のせいだ!」と自分を正当化し強い立場になれる

 

ということが比較的多い理由ではないでしょうか。

先ほどもお話しましたが、これらはほぼすべて無意識で感じていること、表現していることです。すなわち無意識では自分からすすんで治そうと動かないと言えます。

これは普段、親や周りから愛情が感じられなかったり大切にされていないと感じたとき、パニック障害であることを武器や盾にして正当化しようとする弱さの表現でもあります。

色んなことを試しているはなかなかうまく改善していかない、私はパニック障害だからしょうがないと感じることが多いん場合、この理由に該当しているかもしれません。

 

3、自己流で完治や改善の行動をすすめている

 

「餅は餅屋」ということわざがあります。これは直訳すると「専門分野は専門家に依頼するのが正確で早い」という意味となります。

パニック障害の完治や改善を目指す時もこのことわざ通りであり、専門家に聞く、依頼してすすめていくことで完治、改善への軌道に早く乗せることができます。

逆に少し改善の方法を知った、学んだだけの自己流では軌道に乗せることは非常に難しいと言えるでしょう。

いまはインターネットであらゆる情報が一瞬で手に入りますので、それを見てパニック障害の改善に取り組むこともありますよね。

自分でできるのであればそれはそれで良いですし、的確な方法であればたとえ時間がかかったとしても軌道に乗せることはできるでしょう。

ですが、人間というのはなかなか自分の思う通りにならないものであり、まず自分の考えや感覚をコントロールすることは難しいものです。

例えば専門家のカウンセリングを受けいろいろなことに気づき行動をしたのであれば、自分の思う通りにならないということも防げますし、何より専門家が側にいるので心強いのではないでしょうか。

また、わからないことや疑問に思ったことの答えがすぐにわかる、話を聴いてもらうことで起こるカタルシス効果(浄化作用)というメリットによって改善は早くすすんでいきます。

どちらかというと自己流で完治や改善の道を模索していくのは徒歩くらいのレベルであり、専門家に依頼してカウンセリングを受けた場合のレベルは飛行機くらいと言っても過言ではありません。

最初からでも良いですし、もしくはどこかのタイミングで私三木のような専門家のカウンセリングを受けることは時間の短縮になりますし何より改善までの道に迷うことがありません。

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4、治したいではなく誰かに言われたから治さなければという考え

 

パニック障害の完治や改善目指すとき、とても大切なことは「こころから本気で治したい」という強い気持ちです。

この気持ちが整っていないとパニック障害の完治や改善もあやふやになってしまい、最終的にはゴールにたどり着けない可能性もあります。

そしてこれも大切なことなのですが、自分の気持ちではなく他の誰かから言われたから治さなければという気持ちや考えがあるとうまくいきません。

能動的に治そうというのではなく、他の誰かに言われたからとりあえず仕方なく治そうというのは、はっきり言ってそうとう難しいと言えます。

自分の気持ちではなく他の誰かの言葉では、どこかに逃げの気持ちや正面から取り組むのを躊躇するといったことが起こり得てしまうんですね。

もしあなたが誰かに言われてパニック障害の改善を図ろうとしているのであれば、それはそうとうな困難を極めること、うまくいく可能性は低いことを理解しておく必要があります。

逆にその考えを捨て、こころから本気で治したい、しっかりと取り組んで自分が治していくと決断できたとき初めてパニック障害の完治、改善の道が見えてくるでしょう。

 

5、反発して専門家などの意見を聞かない

 

専門家のカウンセリングを受けていると、どこかで「それはちょっと違うぞ」「それ間違えているんじゃないの!?」と感じたり思ったりすることがあるかもしれません。

パニック障害の専門家ではなく普通の心理カウンセラーであればときに間違えてしまうこともあるかもしれません。

ですが、パニック障害の専門家が発する言葉、助言、答えなどは専門分野を極めてきた知識でもありますので、一旦違うと感じても一度はそれに沿う行動をしてみることが大切です。

最初は腑に落ちておらず納得できなくても、後になってその意味を理解して腑に落ちることは多々ありますので。

自分の考えと違ったりその答えは本当なのか?時として疑問に思うこともあるでしょう。それが積み重なっていくと反発を覚えたり意見に対して聞く耳を持たなくなるかもしれません。

ですが、それはとてももったいないことであり、せっかくの完治や改善の可能性を自ら取り壊しているとも言えます。

もしどうしても疑問に思ったり違うと感じたのであれば、その旨を専門家に聞いてみましょう。正式なパニック障害の専門家であればなぜそのようなことを発言しているのか?どのような意味があるのか?包み隠さずに

教えてくれますので。

うやむやにしてしまいシックリこないのをガマンするより直接そのことに対しての疑問をぶつけて答えを得たほうが、よりよく完治や改善の道へたどり着けますので。

 

6、いつか自然に治るだろうという能動的でない考え

 

パニック障害は風邪などと違い、寝ながらじっとして無理しなければ治るというものではありません。

これはこころの病全般に言えることですが、じっとしていて自然に回復していくというものではないんですね。

「パニック障害を治す!」という強い気持ちと意思を持ち能動的に取り組んでいかない限り、完治や改善に行く着くのは至難の業と言えるでしょう。

ここでの大きなポイントになるのは「能動的であるか?」ということです、能動的というのは率先して自ら行動を起こすということです。

自然に治っていくのはある意味理想ではありますが、現実的ではありません。パニック障害をキレイに治していくには「いつか治るだろう」という考えを捨て、「自分から率先して治していく!」という心持ちが大切になります。

 

まとめ

 

パニック障害の改善が思うようにすすまない、なかなか治らないというのにはしっかりとした理由があります。その理由は人によって様々であり、顕在的に働いていることもあれば無意識で働いていることもあります。

改善がすすまない理由はいったい何なのか?しっかりと自分を見つめ直し、その理由を手放していくことがとても大切です。

もしいま現在、なかなか治らないと焦っているのであれば自分では気がつかない治そうとしない理由があるのかもしれません。

 

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