パニック障害という病について パニック障害を改善させるために

パニック障害につながってしまう!両親から受け取る5つの呪いのメッセージ。

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パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシ

パニック障害に特化したカウンセラー。これまで約2000人の方にパニック障害の完治、改善へのカウンセリングをおこない多くの人の支援をしている。カウンセリングの他に講座やセミナーも定期的に開催している。 >>詳しいプロフィールはこちらから

 

パニック障害専門カウンセラーの三木ヒロシです。

 

パニック障害が発症してしまう理由は様々ですが、その中でも両親や養育的立場の人からの影響によって発症してしまうことは少なくありません。

私たち人間は幼少期のころ、両親や養育者などからとてもたくさんのメッセージを受け取ります。

すべてが愛情に溢れ幸せに満ちたメッセージであれば良いのですが、両親や養育的立場の人といえど気分が安定していない時があったり感情が不安定なときがあります

そのようなときに発せられる両親や養育的立場の人からの言葉や態度によってこころに深い傷がつき、トラウマ的になってしまうことがあるんですね。

また、とても厳しいしつけやルールを徹底的に遵守させる、子どもであるのに大人のような振る舞いを強制されてしまったりすると、それが大人になってからも抜けず自分自身を縛ってしまい自由になれないことがあります。

例えば人に対して気遣いをしすぎていたり、自分よりも他者の気持ちを優先させたり、白黒思考(100-0思考)であったり、不安が心配が強かったりなど、様々な要素が自分のなかのルールとなってしまいそこからパニック障害に陥ってしまいます。

いったい自分はどのようなメッセージを受け取ってきたのか?自分の内面を深堀していくことでパニック障害の発症原因が見えてきます。

 

親は様々なメッセージを投げかけ縛りつける

 

両親や養育的な立場の人は、もちろん小さな子どものためを思って発言したり注意したりしつけをしています。

ですが、それが行き過ぎていたり過剰であったりすると小さな子どもは言いつけに抗えないので、それは絶対に守るものと信じその通りに考えたり行動するようになります。

両親や養育的立場の人が言ったことがたとえ理不尽であったとしても、小さな子どもは嫌われないようにそれを信じ守り抜こうと頑張ってしまうんですね。

小さな子どもは親から嫌われてしまったら生きていけないと無意識でわかっているので、どんなことでも聞き入れようとして健気に実行しまい、将来的にそれが自分を縛りつけキャパシティーがいっぱいっぱいになってしまい、パニック障害として身体に表れます。

そのようなある意味危険ともいえるメッセージですが、どのようなものなのでしょうか。

 

両親からの呪いである「5つの禁止令」

 

両親や養育的立場の人から受け取る言語的、非言語的含めた様々なメッセージ。そのなかでも自分の性格や考えかた、行動のしかたに強い影響を及ぼすものを禁止令と言います。

禁止令とはその名の通り「考えかたや行動を禁止する命令」のことです。この禁止令は交流分析という心理学理論のなかの言葉で、21種類あります。そのなかでもパニック障害につながりやすい禁止令というものが存在しているんですね。

パニック障害につながりやすい禁止令というのをあげると、

 

・子どもであってはいけません

・重要であってはいけません

・あなたの思うように考えてはいけません

・くつろいではいけません

・健康であってはいけません

 

という5つになっています。それぞれが非常に強いメッセージであり、パニック障害に陥る多くの根本原因ともいえるものです。

ひとつずつ順を追ってご説明していきましょう。

 

子供であってはいけません

 

これはその名の示すとおり、子どものような立ち振る舞いや考えかた、行動をしてはいけませんと禁止する命令です。

両親のしつけが厳しかったり家のなかのルールが絶対であったり、他者から我が子を良く見られたいといった願望などから発せられるメッセージです。

本来の子どもは天真爛漫であり無邪気さを持ち、喜怒哀楽意を身体全体で表現します。そういった子ども独特の行動や考えかたにフタをしてしまい、他人の目があるからあくまで大人として振る舞いなさいという命令です。

このメッセージを受け取ると大人になったとき、人に対してとても気遣いをしてしまう、苦しいときも中々誰かに頼れない、人の目をとても気にしてしまい迷惑をかけれない、といったことが自分のなかのルールとなり、どんどん苦しくなっていきます。

そしてその苦しさがキャパシティーを超えるとパニック障害として発症してしまうんですね。パニック障害の改善には自分のなかのルールを切り崩していくことが大切です。

 

重要であってはいけません

 

この禁止令は自分自身のことは重要ではない、重要と思ってはいけないと禁止されるメッセージです。

両親や養育的立場の人が子どものあたではなく他の子どもばかり褒めていたり、あなたがやったことやしたことに対して無視したり軽く流したり、虐待やイジメなどからこの禁止令は受け取られます。

このメッセージを受け取り大人になると、自分のやることやすることは重要ではないと感じ、自分自身さえも重要な存在ではないと無意識で否定してしまいます。

結果、他者にものごとを頼んだり甘えることができずすべて抱え込み自分でやろうとしてしまったり、何事も手を抜くことができずこだわり過ぎてしまい疲労困憊になってしまう、というデメリットが待ち受けます。

そしてそれが原因となりパニック障害が起こってしまうんですね。パニック障害の改善には自分の存在価値の大きさに気がつくことが大切になります。

 

あなたの思うように考えてはいけません

 

これもその名の通り、自分の頭で自由に考えることを禁止されたメッセージです。この禁止令は過度に心配性であったり自分の考えを子どもに押し付けたい、子どもが自分の思う通りに動くことを希望する親や養育的立場の人から受け取る禁止令です。

この禁止令を持ったまま大人になると、自分では考えられず判断を他者に委ねたり強い依存をしてしまいやすくなります。自分で考えることを禁止されているので、自分で考え判断することに対して不安や怖さが付きまといます。

誰かが近くにいないと行動できなかったり誰かの指示が無ければ動けないときは、この禁止令が働いている可能性がありますので。誰かに何かに依存している自分に気づき、自分の頭で考え行動していくことに慣れていくことがパニック障害の改善につながります。

 

くつろいではいけません

 

あなたの周りの人、特に両親のどちらかか両方、もしくは養育的立場の人がくつろぐことが苦手でいつも忙しく動き回っていたり落ち着かない場合、この禁止令を受け取っている可能性があります。

なにかしら動いていないと落ち着かない、くつろいでいたりリラックスしていることに罪悪感がある、手を抜いたり力を抜いて物事をこなすことに強い抵抗があるなど、とにかく休むことやくつろぐことに対してとてもナーバスな印象を持っています。

幼少期のころ、休むことなく動き回っていることで両親などから褒めてもらえていた場合、大人になったいまもそれがこころの奥底で認められたという快感になっており率先してくつろごうとはしません。

ゆえに自分の限界を超えてまでも動こうとするので身体は悲鳴をあげパニック障害という形であなたに知らせます。

くつろぐことや力を抜いたり手を抜いたりすることは悪いことではない、一旦休んだほうが能率は上がることを少しづつ理解していく、100点満点ではなく60点の出来を許容することに慣れていくことで、パニック障害の改善につながっていくでしょう。

 

健康であってはいけません

 

この禁止令は健康であってはいけないという両親もしくは養育的立場の人から受け取ることがあり、病気でいることになぜか安心感を感じてしまうものです。

幼少期に病気でいることで両親に気にかけてもらえた、とても優しくしてもらった、大事にしてもらえたなどのメリットがあった場合は病気でいないと愛されない、安心して自分らしくいられないなど歪んだ感覚に陥りやすくなります。

本来は元気で明るい自分をそのまま愛して欲しいものなのですが、そのままの自分が愛されていないと感じると病気になって愛されようという考えに無意識でなってしまい、この禁止令が大きな影響を与えます。

自分は健康であっても愛される存在である、病気にならなくても存在価値がある、ということを腑に落としていくことでパニック障害の改善は的確にすすんでいきます。

 

まとめ

 

禁止令というものは本当に恐ろしいもので、本来のあなたを縛りつけてしまいそれによってパニック障害を引き起こさせる、知らずに自分が苦しいと思う道を歩ませる働きがあります。

重要なことは自分の中にある禁止令に気づくこと。そしてその禁止令を専門家のカウンセリングを受けるなどして上手に解消させていくことです。

パニック障害が引き起こされるすべてが禁止令ではありませんが、多くはこの禁止令をともなっていると言えるでしょう。

 

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