パニック障害の基礎知識

パニック障害は子供でも発症するのか?遺伝との関係について。

投稿日:

 

パニック障害の専門家、心理カウンセラーの三木ヒロシです。

 

パニック障害が発症する年齢は基本、20代前半から30代後半にもっとも多く、男性よりも女性のほうが圧倒的に多く発症するという統計結果があります。

 

私三木のカウンセリングに訪れるクライアントさんも女性が8割を占めており、年齢も20代から40代くらいが多いので統計結果とほぼ同じとなります。

 

ですが、あくまで統計ですのでそれがすべての答えではなく、場合によっては20代よりも下の世代がカウンセリングに訪れることがあるんですね。

 

20代よりも下ですのでなかには未成年も含まれており、いまはかなり若い年代でもパニック障害で苦しむ人は多いようです。

 

そしてさらに下の世代、いわゆる「子供」と言われる年齢にもパニック障害は起こり得るのでしょうか?

 

今回は、パニック障害というのは子供でも発症するものなのか?そして親から受け取る遺伝との関係性はあるのか?という部分を解き明かしていきましょう。

 

 

パニック障害は小さな子供でも発症するの?

 

ここ最近はジャニーズ事務所の芸能人がパニック障害になり芸能界を休止する、というニュースが多く流れています。

 

それに触発され「ジャニーズくらいの子にパニック障害が起こるのであれば、うちの子にもパニック障害が起きる可能性はある・・」と心配してしまうお父さんとお母さんもいるのではないでしょうか。

 

また、両親のどちらかがパニック障害であったり過去パニック障害だった場合、そういうのは遺伝するのか?と不安になってしまうこともあるでしょう。

 

まず先に答えを言いますが、ある程度の年齢にならない限り、パニック障害が発症することはありません。

 

少なくとも中学生くらいまで、14~15歳くらいまではパニック障害はほぼ発症しないと言えるでしょう。

 

これは、まだ大人としての社会的なやりとりやストレス、プレッシャーなどが無いためであり、子供として健全な状態にあるからと言えます。

 

パニック障害が発症に至るには様々なストレス、プレッシャー、不安要素、心配要素、社会不適応、尿酸、アルコール、カフェイン、化学物質など、自分のなかのキャパシティーがいっぱいになってしまい発症します。

 

子供というのはキャパシティーを超えるほどのレベルにいくことはまず無く、そのためパニック障害が発症しないと言えます。

 

これから様々な経験をしていくこと、そして幼少期に受けた何らかのこころの傷や痛み、苦しさが大人になってはっきりと気づくまではパニック障害が表れることはありません。

 

子供というのはそれだけストレスを回避する能力が高く、大人と違い様々な方法で発散させることができ、なおかつそこまで深く考えることがないのでパニック障害には至らないともいえるでしょう。

 

 

パニック障害と子供との遺伝的な関係はあるのか?

 

両親のどちらかがパニック障害だった、兄弟の誰かがパニック障害だった、親戚がパニック障害だったなど、いわゆる遺伝的な要素によりパニック障害は発症するのでしょうか。

 

血筋の誰かがパニック障害であることでそれが受け継がれ、子供のときからそのような兆候があり、パニック障害に陥っていくものなのでしょうか。

 

ここでもはっきりと言えることがありますが、血筋によるもの、いわゆる遺伝的な原因によってパニック障害は発症しません。

 

パニック障害というこころの病はあくまで自分自身の物事の受け取りかた、物事の見かた、感じかた、こだわり、など自分で自分を追い込んでしまい発症に至るこころの病です。

 

そこに遺伝や血筋などの内部的な原因は一切なく、あくまで自分自身の自己責任において発症していると言えます。

 

ですが、よく不安が強い親の影響を受けて不安が強くなったり、心配性の親の姿を見ていたので心配性になってしまった、という声を聞きます。

 

このような、親から影響を受けたであろうことに対しても遺伝的なことや血筋的なことは関係ないと言えるのでしょうか。

 

実はこれも答えが明確なのですが、親から不安や心配などの影響を受けることはあり、それが元で不安が強くなってしまったり心配性になる、ということはあります。しかし、これらも遺伝的なことや血筋が関係していません。

 

このような現象はあくまで自分が幼少期、子供の頃に親の不安や心配が強く、なにかとそのプレッシャーを受けていたり感じていたりしたとき、その親の姿を生き方の模範として自分のなかに取り入れることはあります。

 

ようは、親の姿や生きかた、考えかた、感じかたなどをコピーしてしまい、自分のものにしてしまっている状態なんですね。

 

良く子供のときに肉体的、精神的な虐待を受けていた場合など、自分ではそのような親にならないと強く思っていたにも関わらず、自分の子供にも同じような態度で接してしまうという状態と同じです。

 

あくまで親の悪いところを自分のなかにコピーしている、親と同じような人生を歩くことを模範としていることにより、不安や心配といったものが自分のなかに定着しています。

 

これはとてもデリケートな問題でもありますが、コピーしたり模範しているのはあくまで自分自身なので、その状態から脱却し本来の自分を取り戻すことは可能です。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?パニック障害において親の状態をコピーしたり模範することはありますが、遺伝や血筋といった原因や要因は一切なく、あくまで自分自身でパニック障害を発症させています。

 

そして、自分自身でパニック障害を生み出しているのでそれを治していく、パニック障害をやめることは可能なんですね。

 

パニック障害を完治、改善させていくにはカウンセリングを受けたり自己改善法を試したりと、いろいろな解決法があります。

 

ぜひパニック障害を解決し本来の自分を取り戻すため、遺伝や血筋は一切関係ないということを理解し、完治や改善に向けて行動していきましょう。

 

The following two tabs change content below.

パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシ

パニック障害に特化したカウンセラー。これまで約2000人の方にパニック障害の完治、改善へのカウンセリングをおこない多くの人の支援をしている。カウンセリングの他に講座やセミナーも定期的に開催している。 >>詳しいプロフィールはこちらから

パニック障害専門の心理療法で圧倒的な改善率を誇る

三木ヒロシの心理カウンセリング

パニック障害に特化した心理療法を用い、改善へのエッセンスを凝縮した【パニック障害改善専門】のカウンセリングを提供しています

・パニック障害改善にとことんこだわった心理療法
・徹底的なまでのパニック発作の対処法
・パニック障害が起こった原因や要因の明確化
・発作に怯えない日常を過ごすためのコツ
・乗り物恐怖を楽に克服するためのメソッド
・予期不安をうまく避けるテクニック
・美容院や歯医者などの苦手を解消させるノウハウ

などクライアントの状況や状態に応じパニック障害改善をうながす全メソッドをお伝えします。

-パニック障害の基礎知識
-, , , , , , , ,

Copyright© パニック障害の改善が成功する教科書 , 2019 All Rights Reserved.