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パニック障害で運転することを諦めていませんか?車をこれまで通り運転できる方法とは。

更新日:

 

 

パニック障害の専門家、カウンセラーの三木ヒロシです。

 

パニック障害になってしまったことでできないことが増えるのは多々ありますが、車の運転ができなくなるのもその一つです。

 

これまで何の問題もなく車に乗って出かけていたのにパニック障害が発症してからというものの、車の運転ができない、誰かの運転でも車に乗れなくなってしまった、という声を聞きます。

 

当たり前のように出来ていたことができなくなってしまうのは悲しいことですし、気分がズシンと落ち込んでしまいますよね

 

今回は、パニック障害で車が運転できなくなった人向けにパニック障害によって車が苦手になってしまった理由、そしてこれまで通りに運転できるようになる為の方法についてお話していきましょう。

 

 

パニック障害で車が苦手になってしまった理由とは?

 

これまでは車を自分で運転したり家族の運転で問題なく出かけられていたものが、パニック障害になってからは車の運転や乗ることが一切できなくなってしまうことがあります。

 

でも、なぜいきなり乗れなくなってしまったのか?なぜこれほどまで車のことを考えると怖さや不安が強く感じてしまうのか?

 

意味がわからずどうしてなのか?強く疑問に思うことも少なくありません。

 

一見なにも関係ないように見えるパニック障害と車との関係ですが、実はそこには不安や怖さを感じさせる大きな理由が隠されています。

 

車に乗れなくなってしまった絶対的な理由としては、パニック障害になったことでこれまで考えもしなかった車に関しての怖さや不安が強くなったということが挙げられます。

 

例えばですが、

 

「車の運転中にパニック発作が起きてしまい事故を起こしてしまったらどうしよう・・」

「渋滞中に不安が強くなってしまったときに車から降りれないのは怖い・・」

「右折車線にいて後ろに並ばれてしまうと焦ってしまい呼吸が焦ってしまう」

 

など、これまで考えもしなかったことを考え始めてしまい、どんどん苦しくなりいてもたってもいられず車がどんどん苦手になるという理由です。

 

これは広場恐怖に分類されるものであり、時間の経過とともにどんどん車が苦手になってしまいます。

 

広場恐怖が強くそれでも車に乗らなくてはならないとき、パニック発作の前兆を見極めて発作をおこさないコツがありますので、詳しくは下記も一緒にご覧ください。↓↓↓↓

 

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車をこれまで通り運転できるようにする4つのコツ

 

パニック障害によって車の運転が苦手になってしまった場合、そこから抜け出す方法はあるのでしょうか?

 

広場恐怖というのは苦手な場所に慣れていく、勇気を持ってそこに接していくことで少しずつですが以前の状態に戻ることができます。

 

そして、それにはうまくいくためのコツがあり、そのコツを守りながらすすめていくことで車に対する苦手意識、発作が起こるのではないか?という不安が払拭されていきます。

 

ここからは車をこれまで通り運転できるようにする4つのコツについてお話していきましょう。

 

 

1、苦手ということに意識を向けすぎない

 

人間はなにかに意識を集中させるとそれが自分のなかで拡大してしまい、常にそれが頭から離れない状態になります。

 

「パニック障害で車の運転が苦手」とそこばかりに意識を集中していると運転に対する苦手意識ばかりが自分のなかで膨らんでしまい、頭から離れなくなります。

 

最初は難しいかもしれませんがまったく違うことに意識をもっていく、違うことを考えるクセをつけていくことで少しずつ苦手な部分に集中してしまうことを止められるようになります。

 

 

2、不安や怖さを受け入れて小さくしていく

 

人間が感じる感情というのは否定したり無視をすると大きく膨らみ、肯定したり認め受け入れていくと小さく萎むという特徴があります。

 

これは、

 

「不安を感じてはダメだ!大丈夫大丈夫!」

「怖くない怖くない、絶対に大丈夫だから」

 

というように、大丈夫ではないにも関わらず大丈夫と自分に言い聞かせ感情を否定、無視してしまうと不安や怖さは大きく膨らんでしまいます。

 

「大丈夫」と言い続けると一瞬は安心感や安堵感が表れますが、早い段階で改めてしんどくなっていきます。

 

そうならないように、不安を感じたり怖さを感じたときには、

 

「私はいま怖さを感じている。私はもちろん怖いし怖くても良い」

「私は不安を感じている。不安は敵ではなくて自分を守ってくれる感情なので、不安でも良い」

 

という風にしっかりと感情を感じることを許可し、それを認めて受け入れていくことがとても大切です。

 

この方法は「感情消化法」と言い、セルフセラピーのひとつです。感情消化法についてはよろしければ下記も一緒にご覧ください。↓↓↓

 

パニック発作につながるネガティブ感情を解消する!「感情消化法」とは?

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3、乗れなくなったことで自分を責めない

 

パニック障害になってから車の運転ができなくなってしまったことで自分を責めてしまう人は多いものです。

 

「なんで私はこんなこともできなくなってしまったの!!」

「あんなに車を運転していたのに!運転できなくなってしまった自分が大嫌い!」

 

というように自分を卑下し、自分をとても深く傷つけてしまいます。

 

しかし、自分をいくら責めてもパニック障害が改善し車を再度運転できるようにはなりませんし、逆にプレッシャーでますます運転できなくなっていきます。

 

パニック障害になってできなくなってしまった自分を責めても何の意味もありませんし、ただ苦しくなるだけです。ですので責めるのは止めて、どうすればパニック障害を改善させて車の運転がまたできるようになるのか?考えることが大切です。

 

責めないことでプレッシャーやこころの痛みから解放され、「また運転してみようかな」という余裕が少しずつ芽生え始めていきます。

 

 

4、ネガティブな空想は実現しないことの方が多いことを理解する

 

パニック障害になり車の運転ができなくなると、

 

「私は一生このまま車の運転ができずパニック障害は治らないままなのかも・・」

「車の運転中にパニック発作が起きたらどうしよう・・・」

 

といったようにいろいろとネガティブな空想をしてしまい、気が滅入ってしまったり身体が緊張してしまいとても疲れることがあります。

 

運転への不安で色んなことを考え前向きになれない気持ちはわかりますが、多くのネガティブな空想が実現することは稀であり、ほとんどが空回りに終わるものです。

 

ネガティブな考えが頭を離れなかったり緊張をし続けると身体が重くなったり呼吸が苦しくなる、動悸が始まるなどパニック発作的な状態になることがありますが、それはパニック発作でもなんでもなく心労からくる疲労が身体に表れているだけです。

 

ネガティブな空想は実現しない、ネガティブな空想をして自分で自分を苦しめているという自覚がとても大切であり、それをしっかりと理解できるとこころも身体も楽になります。

 

車の運転をしていてネガティブな空想に包まれたとしても「いま感じている空想は実現することは無い」としっかりと感じ、経験して納得していくことがパニック発作を遠ざける大きなコツです。

 

 

まとめ

 

パニック障害になり車の運転がどんどん出来なくなっていくことの理由の一つに「運転しないようしないよう遠ざかっている」ということがあります。

 

人間は習慣の生きものであり、何かの行動から遠ざかるとすぐにそれが出来なくなったりやれなくなったりと、不都合な状態になっていきます。

 

そしてそれはパニック障害にもいえることで、運転しないよう遠ざかってしまうと逆に不安や怖さが膨らんでしまい、ますます運転できなくなるという悪循環に陥ります。

 

今回お話した4つのコツはすべてがすべて即効性はありませんが確実にマインドを整えていくものです。

 

ぜひ今回ご紹介したコツを取り入れ、何不自由のない車の運転を取り戻していきましょう。

 

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パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシ

パニック障害に特化したカウンセラー。これまで約2000人の方にパニック障害の完治、改善へのカウンセリングをおこない多くの人の支援をしている。カウンセリングの他に講座やセミナーも定期的に開催している。 >>詳しいプロフィールはこちらから

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