パニック発作を解消させる対処法 乗り物恐怖改善のために

パニック障害で飛行機に乗れないのはこれが原因です。

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パニック障害の専門家、心理カウンセラーの三木ヒロシです。

 

パニック障害になってしまい、それにともない飛行機に乗れなくなったという人は多いものです。

 

元々は旅行が好きであったり仕事で出張があり飛行機を問題なく利用していたのに、パニック障害になってから飛行機がまったく乗れなくなってしまったというものです。

 

飛行機に乗れないというのは「乗り物恐怖」というカテゴリーになりますが、元々は問題なく乗れていたのに急に乗れなくなるのはとてもツラいことであり苦しいことでもあります。

 

今回はパニック障害で飛行機に乗れなくなってしまった理由について、どのようなことが考えられるのか?探っていきましょう。

 

 

パニック障害でいきなり飛行機に乗れなくなってしまった理由とは?

 

これまでは何の問題もなく飛行機に乗り日本や海外と好きなところへ旅行に行っていたにも関わらず、急に飛行機が苦手になってしまいまったく旅行に行けなくなってしまった。

 

また、仕事での出張が多く飛行機に乗ることもあり、色んなところに行けるので楽しかったものがやはり急に乗れなくなってしまい大変な思いをしている。

 

これらはパニック障害が発症した人には良くあることであり、楽しかったこと、嬉しかったことなどが遠い昔のような感覚に陥り、悲しい気分になります。

 

しかしなぜ?パニック障害というこころの病が発症したことにより飛行機に乗れなくなってしまったのでしょうか。

 

それにはキチンと明確な理由が存在しており、パニック障害に陥ってしまった多くの方が通る道といえるかもしれません。

 

さっそく飛行機に乗れなくなってしまった理由、原因について見ていきましょう。

 

 

広場恐怖の影響で飛行機が苦手になる

 

まず一つ目の理由としては「広場恐怖」がパニック障害と同時に起こり、それにより自分の活動範囲がどんどん狭められている、ということです。

 

「広場恐怖」というのは特定の場所や環境に対して怖さや不安が表れてしまい、そこに行けなかったり長くそこにいれない状態のことです。

 

パニック障害が発症すると、

 

「あそこでパニック発作が起きたらどうしよう」

「いつもの場所で気分が悪くなって人に迷惑をかけてしまったら・・」

 

というような、自分がその場所に行くとパニック発作が起きてしまうのではないか?という心配や不安が強くなり、行けなくなることは多々あります。

 

これの根柢には、

 

「パニック発作が起きて取り乱してしまい周りに迷惑をかけたくない」

「パニック発作が起きて誰も助けてくれず、そのまま気を失ってしまったらどうしよう・・」

 

といったことが頭のなかに浮かび上がり、それがどんどん頭のなかで膨らんでしまいコントロールが出来なくなるという原因があります。

 

広場恐怖というのはいかにその場所に改めて慣れていくか?その場所は危険なところではなくあくまで自分の空想であるか?ということを理解しながら行動していくことで払拭されていきます。

 

 

頭のなかにネガティブな空想が広がってしまう

 

そして二つ目の理由としては、頭のなかに様々なネガティブな空想が広がりどんどん苦しくなってしまうことにより飛行機に乗れなくなる、というものです。

 

ネガティブな空想というのは、

 

「飛行機のなかでパニック発作が起きて誰も助けてくれず、死んでしまったら・・」

「飛行機が離陸したらもう外に出られない、きっと必ずパニック発作が起きてしまう」

「空港まで行けなかったらどうしよう。焦ってしまい絶対パニックが起きる」

 

というような様々な空想が頭のなかを駆け巡り、自分の行動すべてを止めてしまうというものです。

 

空想をしてしまうこころの裏には心配であったり不安であったり怖さであったりなどいろいろな感情が入り乱れ、その感情に飲み込まれてしまうことによってさらにネガティブな空想が止まらなくなります。

 

大切なことは、それらはすべて空想によって感情が揺り動いているだけであり実際に起こることは限りなく少ない、ということを頭で理解する必要があります。

 

空想はあくまで空想であり、自分が描いているイメージに過ぎません。そして多くの場合そのイメージは現実になることは無く、イメージはイメージのままで終わります。

 

空想というのは放っておくとどんどん膨らむという特徴があるので呼吸を整えて自分を取り戻す、意識をまったく違うところに向けて空想を膨らませないということが重要になります。

 

感情にいかに飲み込まれないようにするか?そしていかに呼吸を整えて自分の感覚を取り戻すか?詳しくは下記の記事も一緒にご覧ください↓↓↓↓↓

 

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飛行機に乗れない理由を探してしまう

 

人は苦手なことや嫌なことに対峙すると、それができない理由を探したりいかにそれが自分にとって難しいことであるか?納得させようとあらゆることを考え始めます。

 

飛行機に乗れないというのも確かに不安や怖さという感情が働き行動できないという部分もありますが、多くは上記のように飛行機に乗れない理由を率先して探し、それを正当化しようとしています。

 

出来ない理由、難しい理由、乗れない理由を探しだすとキリがなく、いくらでも考えて正当化させることはできます。

 

しかし、それをくり返していることで状況や状態が改善されることは一切なく、むしろ悪化の道をたどってしまいます。

 

とても重要なことは、出来ない、やれない理由を探している自分に気づき、それを正当化することを止め、ちょっとづつでも前に進む勇気を持つことです。

 

一歩進んだら一歩、二歩進んだら二歩、必ず前に進めます。前に進めば進むほど身体はそれを覚え、あらゆる状況に慣れることができるようになります。

 

やってみる、行動してみる勇気を持つこと。それが飛行機に乗れず楽しめない自分を解放させていくことにつながります。

 

 

まとめ

 

飛行機に乗れないというのは乗り物恐怖に分類されますが、飛行機に限らずあらゆる乗り物に乗れないのは今回説明した3つの理由、原因が背景にあります。

 

いかにそれらに縛られず、勇気をもって行動していくか?やれない出来ないと考えてしまうクセを払拭させていくか?というのが大きなカギになります。

 

いきなりどんどん前に進もうとすると苦しくなりますので、いま自分ができること、できる範囲で前にすすんでいくことがなによりも重要です。

 

 

 

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パニック障害専門カウンセラー三木ヒロシ

パニック障害に特化したカウンセラー。これまで約2000人の方にパニック障害の完治、改善へのカウンセリングをおこない多くの人の支援をしている。カウンセリングの他に講座やセミナーも定期的に開催している。 >>詳しいプロフィールはこちらから

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